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議会質問・討論・意見陳述

帝京大学ちば総合医療センター移動後の市西部の医療機能誘導について【駒形やすこ議員の個別質問】(2024年第3回定例会)

2024/10/4

地域医療推進について

本市は「地域医療調査報告書」を5月に公表しました。この調査の目的は『帝京大学ちば総合医療センターが現在立地する姉崎地区からちはら台に移転することを契機に、この移転が本市の地域医療に与える影響を捉え、将来の地域医療体制の適正化を検討するうえで必要な基礎データを収集すること』と記されています。

 

(1)市西部地区への医療機能の誘導について伺います。

質問1.地域医療調査を実施し、帝京移転後の市西部地区における医療ニーズはどのようにお考えですか。

 

 質問2.地域医療の推進にむけた進捗状況について.医療機能誘導も合わ せて伺います。

   (答弁後)

透析で週3回通院されている患者さんの家族の方から「担当の先生から何の話もありませんが、移転は困りますがちはら台に通院するしかないでしょう。」という話を聞かされました。また、本市の議会でも、「地元や西部地区において不安を払拭されている状況ではない」と議員からも指摘されています。

 

質問3.不安を抱えている多くの市民に、特に地元や西部地区の方に対して、今後の対応を伺います。

(答弁後)

 

(2)市内の病床数について伺います。

今年6月の県議会で「帝京移転が決定したが、市原医療圏における医療提供体制確保に向けた県の考えはどうか」との質問に対して県は「基準病床数は不足している、今後、病床の整備計画の公募等は、実施の時期や進め方等を慎重に検討すると共に市原市とも十分連携しながら対応する」と答弁されています。県は本市と十分連携すると言っています。

 

質問1.県へ要望する病床数はどれくらいとお考えですか。

(答弁後)

・県の「保健医療計画の概要」では、医療圏では基準病床数2,457。

高度急性期、急性期、回復期、慢性期とありますが、急性期の病床数については減らす方向ではいけないと考えますがいかがですか。

・病床数の要望で特徴的なことは、

・コロナの教訓は生かされているか

  空きのベッドがなく自宅療養、施設での療養

病院内は感染症の病棟を整えるために、医療従事者は疲労困憊、離職者も増えました

病気やけがで緊急の治療が必要な患者に対応する高度急性期、急性期病床が2015~2021年度に全国で約6万1千床も減少しています。「地域医療構想」のもとで自治体に病床削減を国がせまったからです。市民の命を守るために、病床数を削減することのないよう強く要望していただきたいと思います。