五つめは、地域医療に関してです。
帝京大学ちば総合医療センター移転後の市西部地区への医療については、西部地区にお住いの市民の多くの方からどうなっているのかと聞かれます。
そのため、市原市発行のリーフレット「新たな医療機関の誘致に向けた取組」を都度お渡ししてています。
それを見て皆さん、市が事業パートナー募集を予定していること、立地場所の候補地などが確認できて理解されている様子です。
3月4日市HP公開の市原市地域医療推進ビジョン[骨子]では、市西部地区に誘導すべき医療機能として、望まれる病院等の機能と病床数が明示されています。(下記リンク先参照)
パートナー事業者公募スケジュールでは6月末に事業者決定となっており、その後は未定との記載です。
本日午後からの説明会では、本内容の説明があると捉えています。
予算分科会資料の保健福祉部の基本的な考え方の中には、保健・医療体制の整備があり、帝京大学ちば総合医療センターの移転後を見据え、姉崎・有秋地区の医療体制を確保するため、同地区への医療機能の誘導等に取り組みます。とあります。
一方で事業者が未定であり、その後の事業化のための予算化は難しいためか、具体的な予算の項目として計上されていないと思われます。
市西部地区の市民の代表の一人として、本件は総合計画の重点的取組事項の(4)誰一人取り残さない包摂的な社会 あるいは(5)安心・安全な地域づくり の中で位置づけるべき重要取組事項だと考えます。
昨年10月に令和6年度版長期財政見通し中では、事業執行時期が確定していない地域医療体制整備などは長期財政見通しのリスクとされています。
逆にもし病院が誘致できない場合というリスクを考え、病院誘致の計画推進を要望いたします。